BP材 Japanese cedar・Binding・Piling Wood

製材品の手軽さと、集成材の力強さを。 杉の製材品は断面の大きさが限られることから曲げヤング係数が低く、その使用方法は在来軸組工法 などの限られた範囲に留まっています。 そこで製材品に手を加えることで、強度・経済性・加工性をバランスよく満たす製品を開発しました。 BP材を使用すれば、RC・S造に匹敵するような大空間・大架構の木質構造が可能となります。

BP材とは

杉や桧の製材をエポキシ樹脂で圧着し、束ねる(Binding)・重ねる(Piling)という手順を経て出来上がったものが“木質複合軸材料”がBP材です。
集成材は製造に時間がかかりますが、BP材は製材さえあればそれをエポキシ樹脂で圧着・養生するだけなので仕上がりがスピーディー。さらに断面が大きくなった分、強度も大幅に向上しています。2~5段重ねが基準の段数となります。
杉BP材と桧BP材は、桧BP材の方がヤング係数が高く、広いスパンでの利用が可能となります。
 
BP材イメージ

BP材イメージ









 

杉BP材の規格


使用する製材について

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杉BP材は、120×120mmもしくは150×150mmいずれかの製材を、エポキシ樹脂で圧着してBP材を製造していきます。この時、使用可能な製材は以下の条件をすべて満たしたものとします。
含水率:18.0%以下 ヤング係数:日本農林規格(JAS)に規定する機械等級区分構造用製材E70・E90・E110 適合品
※国土交通省大臣認定の対象となるのは、長さ3~10mまでのBP材です。 国土交通省大臣 認定番号※ MWCM-0022 MWCM-0023 MWCM-0024 MWCM-0025 120×240mm (BP1224) 150×300mm  (BP1530) 120×360mm  (BP1236) 150×450mm  (BP1545) 120×480mm  (BP1248) 150×600mm  (BP1560) 120×600mm  (BP1260) 150×750mm  (BP1575)




段数・長さについて

 
杉BP材は2~5段重ねが基準で、それぞれ10mまでのものが製造可能です。認定対象は3m~10mですが、杉BP材自体は3m未満のものでもお渡し可能です。




 
段数 長さ ※6段以上となる場合は、以下の考えに基づいた扱いとなります。例)7段重ねの場合 → 2段重ね + 5段重ね
平成27年4月に建築基準法第37条 国土交通大臣認定!! “木質複合軸材料スギBP材 2段・3段・4段・5段重ね”





【注】桧BP材の規格につきましては、現在詳細データをまとめております。



 

BP材のメリット


A材を利用できる 木材は品質・用途によって4つに分類されます。 産地により割合は異なるが、一般に4種類の木材は一定割合で得られる。 供給過多となっている 小断面が原則であり、大断面製材は調達困難・・・ BP材として利用 BP材はA材である 芯持ちの角材を積層・圧着した 新しい大断面木質材料 中・大規模木造に対する A材利用が広がれば、 地域材の利用促進という 観点からも非常に優れている!! 需要が多い材料 合板・集成材・CLT チップ・木質ボード バイオマス燃料 


























木材の地産地消をもっと身近に
 
山で育った木は、伐り倒された後でもその山やまちの風土をしっかと記憶しています。育ったまちで使用すれば、木は山にいた時と同じように生き続け、建物を守ってくれるのです。BP材は製材をもとに作りますので、初めに製材の産地を指定していただければ、私たちは地産地消のお手伝いができます。あなたのまちで建物をつくる時は、ぜひあなたのまちの木を使ってください。



 
地元地域 原木を 製材にします 製材でBP材を つくります



BP材は、ほとんどの構造材で使用可能!!


杉だけでなく、BP材に使用する桧は構造的な性能のベイマツなどに比べて高いので、大スパン梁などたわみで断面が決定されている梁にとって、上下に桧を配置したハイブリッドBP材は、大変友好はコストパフォーマンスを発揮します。加えて、桧部に軸応力を杉部にせん断力を負担させるなど合理的なTKS構法の接合部設計法を提示することで、普及の可能性は非常に高い構造材です。

BP材の使用範囲は、乾燥環境の構造耐力上主要な箇所です。 【※乾燥環境は常時湿潤環境及び断続的湿潤環境でない箇所】




 
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